身体の不調を感じたら考えてほしいこと
身体の不調を感じた場合、その解決手段は何を思い浮かぶでしょうか?
マッサージを受けに行って身体をほぐしてももらうというのも、その一つです。
マッサージでは、筋肉をほぐし血液の流れを良くすることで身体が楽になり、スッキリした気分になる方もおられます。
筋肉が原因であれば、ほぐすことによって痛みが取れその不調の解決につながる場合もあります。
ただ、本当にその不調は筋肉だけが原因でしょうか?
当院に来られる方々の中にも、マッサージを受けたけど、不調の解決につながらなかったという方も多くおられます。
多くのマッサージ店の目的は、リラクゼーションを目的にしているところが多いです。
そもそもが不調を解決するということが目的ではないため、不調を根本から解決したい、という方には適していないです。
身体の不調を根本から解決したいという方は、どこに行けば良いのか?
では、身体の不調を解決したい方は、どこに行けばよいのでしょうか?
やはりまずは、病院へ行って医師の診察・検査・診断を受けることが重要です。
病院では、レントゲンやCT、MRIなどの画像診断や血液検査をしてもらい、骨や関節、内臓、脳、脊髄など、目では見ることができない部分をしっかりみてもらえることができます。
また経験豊富な医師の方は、様々な症例を見ておられ、膨大な知識の中から症状にあった治療方法を提案されると思います。
病院でしかそういった医療行為は行えませんので、まずは病院へ行き医師の診察・検査・診断を受けることをおすすめします。
病院や症状によっては、診断の後、リハビリテーションをすすめられ、運動療法や物理療法を受け不調の解消を図ることができます。
病院でなかなか治らないケースもある
病院のリハビリテーションは、保険診療の中で行えることに限られますので、行える内容や時間、通院頻度が足りず、不調の解消につながらないケースも多くおられます。
また、レントゲンやMRIなど画像診断や血液検査では異常がなく、原因がわからないと診断されることも多くあります。
腰痛を例とした場合、
日本整形外科学会の調査では、日本では3000万人が腰痛を抱えているとされ、国民の4人に1人が腰痛持ちということになります。
しかし、腰痛のうち約85%が、原因が特定できないもので「非特異的腰痛」と言われています。
病院や整形外科では、一般に腰痛症や坐骨神経痛、脊柱管狭窄症などと診断されることが多いですが、レントゲンやMRIなどの画像診断から背骨などの骨格構造に明らかな異常がなく、一時的な痛みの処置として湿布やブロック注射を施していることがあります。
腰痛の他にも肩こりや首こり、頭痛、ストレートネックなども原因不明といわれてしまうケースも多いです。
痛みの起こっている部分に原因がそもそもないということも多く見られるので、姿勢や全身からの検査が大事になります。
それでも不調の解消につながらなかったら
病院に行っても、不調の解消につながらず途方に暮れてしまう方が多くおられます。
その場合は、整体院に行って相談するのが適切ではないかと思います。
整体院では、全身的な姿勢を見て負担のかかっているところをみて、背骨や骨盤の状態、それに伴う股関節や膝関節、足関節などの下肢の状態、また筋や自律神経、内臓周辺の硬さなどを多角的に評価し、その人にあった施術を行うことができます。
また、趣味や仕事、家での過ごし方などの生活習慣や朝昼晩の食事や間食、水分摂取などの栄養面についてもじっくりとお聴きし、身体の構造以外の面から、身体の不調の解消につなげていくことができます。
病院で原因がわからないと言われたケースでは、骨や関節が原因ではないことが多くありますので、様々な角度から不調の原因を探ることができる整体院はおすすめです。